|
|
|
|
|
|
彫銀はその発足以来、圧倒的なクオリティーを目標に置き、製品として具現化する上で伝統的なデザインをその主柱として発表して来た。デザイナー斎藤明司はその感性について語る。「わが国古来の紋様であるとか、西洋も含めた装飾品のシルエットやサイズ等は、一見過去からの単なる普遍的な連続の様に思えますが、決してそうではありません。長い年月をかけて自然に淘汰されて来ながらも、常にその時点での現代風俗にピタリとその照準が合わされています。人々が好むモノはいつの時代でも常にその時にマッチしつつ、必ずその半歩先を行っていたはずです。それは現在の世の中でも何ら変わる事はありません。」今彼は得意とするモダン和風のデザインにおいても、その言葉通りいたずらに伝統に縛られる事無く、デザイン時におけるイメージと仕上がり時のイメ−ジの一致を自覚した瞬間を最も優先しつつ、現場との具体的な打ち合わせに入る。 |
デザイナー 斎藤 明司 |
|
■古来からある和風デザインに、現代の風を吹き込む
斬新なデザインでも、持ち前の彫刻知識で商品までイメージできるブレインは、右に出るものはいない。 |
|
|
|
|
|
|
|